こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です!
同じ職場で長く働いていたり、逆に長続きせずに転職を繰り返していると、自分は会社員が向いていないのでは?と感じることがあると思います。
僕も仕事が長く続かずに転職を3回以上繰り返し、自分に自信を無くしてしまっていたときがありました。
生きていく為に会社で働いて給料をもらう生活をしていますが、働かなければいけないと考える自分とその状況に納得していない自分との葛藤に悩まされている時がありました。
そこで思考を少し切り替えて、自分は会社員として向いていないのでは…?と考えてみました。
特にシステムエンジニアを募集している中小企業に多いブラック企業で勤めていたことで、どんな人が会社員に向いていないのかを分析することが出来ました。(僕も結構当てはまっています)
今回は会社員に向いていない人の5つの特徴についてお話していきます。
目次
会社員に向いていない人の特徴5選
結論から言いますと、会社員として働くことに向いていない人に現れる特徴は下記の5つになります。
- 会社のルールに従いたくない
- 理不尽な対応に耐えられない
- やり取りする相手を選びたい
- 拘束時間が固定されるのが嫌
- 自分のしたい事と一致しない
それぞれの特徴を具体的に説明していきましょう。
①会社のルールに従いたくない
会社にはルールが必ず存在しています。
それは社員の安全や権利を守る就業規則から、社長や上司が勝手に作った職場内限定のルールまで様々です。
就業規則といったルールに関しては個人の力でどうにかなる代物ではありませんし、その会社で働くことを選択したあなたにも責任があるため、必ず守る必要があります。
しかし社長や上司が勝手に作り上げたルールを守ることについては、全く別の話となります。
入社後の新人芸披露、週1度の強制参加飲み会、毎月開催の定例会参加に終了後のお礼メール送信義務化などが当てはまります。
冷静に考えてみると、なぜこんなことをしなければいけないと感じるかと思います。
ところが日本には同調圧力という行動意識が強く表れやすい傾向にあります。
同調圧力とは、少数派の人がいても多数派の意見や行動によって思考や意見を合わせてしまうことを指します。
同調圧力(どうちょうあつりょく 英: Peer pressure)とは、地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に強引に合わせさすことを指す。
僕もシステムエンジニアとして働いていた時は、業務以外でなぜこんなことをしなければならないのだろうと疑問に思うことがありました。
ある時は新人社員歓迎会なのに新人芸を披露させられて休日は芸の練習で潰れたりしました。
またある時は上司の命令によって週に1回飲み会が強制的に開催されて、必然的に新人が幹事をやらされて終始上司のご機嫌取りに徹する時間を過ごしていました。
勿論やりたくないと心のなかでは思っていました。
しかし会社内の自分の立ち位置が上司の匙加減で決まるため、働きづらくなってしまうことを避けるために渋々従ってきました。
同僚や先輩も逆らえずに泣き寝入りして従っていた為、なおさら反論出来ずにいました。
これが職場内に存在する同調圧力の一例です。
勘違いをしてはいけないのが、おかしいと感じることは間違いではありません。
職場環境のが原因で、狭い視野でしか物事を見ることが出来ていなかっただけかもしれません。
まずは親や友達などに相談してみましょう。職場のルールが異質なものか正当なものか見極めることが出来ます。
少しでもおかしいと感じたら、真っ先に第三者の意見を聞いてみましょう。
②理不尽な対応に耐えられない
会社員として働いていると、理不尽な対応をしなければならない場合が必ず起きます。
自分は悪くないのに問題の尻拭いをさせられた、反論の余地もなく一方的に怒られた、入社前後のギャップが大きくて後悔しながらも我慢して仕事をしている、などが当てはまりますね。
会社で仕事をしてその対価として給料を頂いているので、ある程度の理不尽さは我慢する必要はもちろんあります。
しかし何事にも限度があります。全ての問題に対して一人で解決しようと抱え込むと、あなたの心身に悪影響が出ます。
僕も会社と自分の為だとがむしゃらに業務や対応を受け入れ続けた結果、体が動かなくなって倒れてしまった経験があります。
精神的にも限界を感じて、周囲の人間のフォローも空しく会社を辞める結果となってしまいました。
仕事をする上で我慢をするのは必要なことですが、時には我慢せずに相談したり意見を述べる必要があります。
もし意見の主張や相談が出来ない環境にいる場合は、そこはあなたがいるべき場所ではありません。
自信を持って別の選択肢を探してみましょう。
③やり取りする相手を選びたい
仕事をする上でやり取りをする相手を選べないことも、会社員の特徴の一つです。
例えばフリーランスで仕事をしている人は、取引相手を自分で選択することが出来ます。
自営業の人も仕事内容にもよりますが、ターゲットを絞ることで顧客相手の選出をコントロールすることが出来ます。
しかし会社で勤めている会社員はどうかというと、上記2つの様には絶対にいきません。
会社が仕事相手を決めているのであって、会社員であるあなたが決めている事ではありません。
あなたが会社員でいる限り、先輩や上司、取引先相手やエンドユーザー(顧客)を選択する権利はありません。
僕は勤続年数30年以上の超ベテラン上司の下で働いていた事がありました。
多くの知識と経験を吸収できるチャンスと感じた僕は、振り落とされないように必死に上司に着いていこうとしました。
しかし待っていたのはパワハラ言動、見下した態度、部下への僕についての陰口でした。
その言動に対して問題視する人もいましたが、誰もその人に反論出来ずにいました。
職場での居場所をなくした僕は、逃げるように会社を退職しました。
仕事の相手を変えるには転職するか独立するしか方法がありません。
この部分に不満や違和感を感じているのであれば、なるべく早めにこれらの行動に移して行きましょう。
④拘束時間が固定されるのが嫌
会社員として働くには、自分の時間を会社に費やす必要があります。
通勤時間や残業時間が長いと、より一層自分の時間が短くなります。
お金を稼ぐには働くことに時間を割かなければなりません。
仕事内容に納得が出来ず働くことに苦しんでいる人は、時間が拘束されているという感覚に陥りやすいです。
自分にあった仕事をしていると胸を張って言えるのであれば別ですが、世の中には自分の時間が制限されることに苦痛を感じている人も存在します。
僕の同年代の友人も、給料の金額よりも自分の時間を確保出来る仕事を見つけるために転職していました。
お金よりも時間を優先する考え方の人も会社員向きではないと言えます。
⑤自分のしたい事と一致しない
会社員として働く上で一番納得するのが難しいのが、自分のしたい事と仕事内容が一致していないケースです。
もちろん最初のうちは、仕事内容に納得した上で会社に入社してるはずです。(入社前から違和感を感じているのは、転職活動のやり方が間違っている可能性があります)
しかし常に同じ状況でいるとは限らないのが会社です。
社員の入れ替わりや取引先の変更、人員補充の為の転勤や勤務先変更など、会社には常に変化がつきまといます。
そして一番最悪なのが、今までやっていた業務内容とは全く異なる担当に移ってしまったときです。
そしてそれは決して他人事ではなく、会社員でいる限り必ず自分にも降りかかります。
僕もいきなり北海道から神奈川に転勤が決まり、仕事内容も転勤についても納得がいかないまま仕事をしていました。
今思えばその時ほど無駄に時間を使ったと感じたことはありません。
何度も言いますが会社員であるうちは、ある程度の妥協が必要です。
しかし度が過ぎた仕事内容の不一致はストレスでしかありませんし、肉体的にも精神的にも悪影響を及ぼします。
手遅れになる前に次の一手を打つ必要があります。
会社員に向いていないと感じたらどうすればよいのか?
ここまで会社員に向いていない特徴を5つご紹介しました。
一つでも当てはまった場合は、転職や独立を検討する必要があると断言します。
しかしいきなり転職や独立なんて出来るのか?と不安を感じる人も多いはずです。
僕のオススメは、転職してスキルを磨いた後に独立するという流れです。
スキルも収入源も無いままいきなり独立するのはハードルが高く、万人向けではありません。
転職も難しいと感じる人もいるかと思いますが、独立よりも圧倒的にハードルは低いです。
たとえ短期離職をしたとしても、全く問題ありません。
僕も1ヶ月半で仕事を辞めましたが、2ヶ月以内で転職をすることが出来ています。
転職を考えている人は、まずはハローワークか転職エージェントを利用しましょう。
せっかくなら、自分が納得出来る環境で仕事をしよう
今回は会社員に向いていない人の5つの特徴についてお話しました。
- 会社のルールに従いたくない
- 理不尽な対応に耐えられない
- やり取りする相手を選びたい
- 拘束時間が固定されるのが嫌
- 自分のしたい事と一致しない
上記の特徴があるからといって自信を無くす必要はありません。
仕事内容や職場環境によって、会社員は立場や待遇が左右されやすいものです。
誰にでも感じることのある特徴なのです。
あなたは仕事をする為に生まれてきた訳ではないはずです。
何かやりたいことや叶えたいことがあって、それらを実現するために仕事があって、あなたは働いているはずです。
これからは仕事本位ではなく、あなた本位で生きていきましょう。
仕事と上手に付き合って、人生を豊かにしていってください。
それではまたお会いしましょう!
ご覧頂きありがとうございました!
バイバイ!