たくさん種類のある履歴書、どれも同じだと思っていませんか?
こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です!
今回は履歴書のオススメ書式と、転職に有利な履歴書の書き方について解説します。
転職する時にほぼ必須ともいえる履歴書。
100円ショップで売っているものから転職サイトでダウンロードできるモノまで、種類はものすごくたくさんあります。
実は書式一つで合否が左右されるほど、履歴書の種類選びは重要なものとなります。
僕がぜひオススメしたいのはJIS規格の履歴書です。
これまでの転職活動はずっとこの書式を使って、20社以上の書類選考を通過していました。
複数社の書類選考が通過できると、企業の選択肢を増やせるので転職に圧倒的に有利になります。
履歴書の書き方が分からない、どんな履歴書が転職に有利なのかを一緒に見ていきましょう。
- 履歴書の種類や選び方に迷っている人
- 履歴書の書き方が分からない人
- 転職に有利な履歴書の書き方を知りたい人
転職に有利な履歴書のフォーマットとは
転職に有利な履歴書を作成するなら、JIS規格の履歴書を使いましょう。
JIS規格とは、日本の産業製品に対して一定の規格をクリアした製品にのみ定められる日本に国家規格のことを言います。
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格などもあります。
参考文献:日本規格協会グループ JISとは
国で規格が定められていることで、安全性や公平性などどんな場所でも通用できることを証明できるのです。
例えば皆さんが日常生活で使用しているトイレットペーパー。
このトイレットペーパーのサイズも国で統一して決められています。
サイズが統一化されているため、どんな場所のトイレでも設置することが出来るのです。
一例ですが、トイレットペーパーのサイズは日本のJIS規格によって標準化されています。114mmと決められています。真ん中の空洞部分の直径は38mmのものが主流です。直径はロールの状態で120mm以下と定められています。この標準化により、日常生活でどこのメーカーの商品を買ってもホルダーに取りつけることができ、困ることなく使用することができます。
参考文献:日本規格協会グループ JISとは
履歴書においても、このJIS規格の基準を満たしたフォーマットが存在します。
JIS規格の書式は、下記のハローワークのサイトからダウンロードすることができます。
ハローワークインターネットサービス 履歴書・職務経歴書の書き方
しかし僕は、ハローワークの書式をそのまま使うことはオススメしていません。
コチラがハローワークで配布している履歴書の書式です。

線の種類が統一されていなかったり印刷した時に中心からずれていたりと、ちょっと使いにくい部分があります。
なので僕の方で修正した書式をご用意しました。
コチラが僕の方で修正した履歴書の書式です。

印刷時の配置ズレや線の種類を統一して、より見やすいように修正しています。
どちらを使うかは好みの部分もありますので、お好きな方をお使いください。
転職に有利な履歴書の書き方
ここからは転職に有利な履歴書の書き方について解説していきます。
コチラは僕が第二新卒として内定をもらった時に作成した履歴書の見本です。

履歴書を作成する上で、押さえておくべき場所は5つあります。
- プロフィール欄
- 学歴・職歴欄
- 免許・資格欄
- 志望動機・自己アピール欄
- 本人希望記入欄
順番に見ていきましょう。
①プロフィール欄
①は名前、住所などの個人情報を記入する場所になります。
内容に関して特別に言えることはありません。
間違えないように正確に書きましょう。
また全体的に言えることですが、文字についても気をつけていきましょう。
例えば枠内に収める、フォント種類を統一する、フォントサイズを大きくする、といった部分は必ず守りましょう。
見栄えが悪くなり、相手に不快な印象を与えてしまうリスクが高くなります。
文字については何度も確認して、見やすい履歴書を心がけましょう。
②学歴・職歴欄
学歴・職歴欄の書き方のポイントは以下の3つです。
- 入学・卒業・入社・退社の位置を合わせる
- 入社と退社の間に業務経験を入れる
- 最後は以上で締めくくるのを忘れない
この3つを守れば空欄の少ない、ビシッと整った学歴・職歴欄になります。
③免許・資格欄
免許・資格欄に関してはあなたが取得しているものを書きましょう。
例え少なくてもあまり問題ではありません。
④志望動機・自己PR欄
相手に伝わる志望動機および自己PR文には、決められた型というものがあります。
- 志望動機
- 業務などの経験談
- 自分が会社に与えるメリット
- 今後の展望
①~④に沿って文章をまとめると、自分の長所を効果的にアピールできる文章が書けます。
僕が書き上げた自己PR文章を下記にまとめましたので、参考にしてみてください。
私の志望動機は、◯◯という環境にて△△の業務に従事したいと考えているからです。
私が仕事において一番重要としているのは◯◯◯◯という考え方です。現場では迅速かつ性格な業務対応が要求されます。
そのため私の□□□□という部分において業務で成果を生み出せると考えております。
前職での◯◯◯◯業務、△△△△業務、□□□□業務を行った経験から、貴社で活かすことが出来ると考えて、応募させていただきました。
今後も壁にぶつかったとしても試行錯誤を繰り返して乗り越え、自身の判断に責任を持ち、少しでも早く成長して貴社に貢献出来る人材になりたいと思います。
⑤本人希望記入欄
基本的に、本人希望記入欄には「貴社規定に従います」と記入しましょう。
希望する職種および業種がある場合や(選択肢がある場合に限る)やむを得ない事情で連絡時間や勤務地が固定されている場合も記入できるケースがあります。
逆に以下の3つの内容は、本人希望記入欄に書いてはいけません。
- 給与・待遇などの希望…履歴書で交渉すべき内容ではありません。
- 志望動機や自己PR…決められたルールや形を守れない人という印象を与えてしまいます。
- 特になし、ありませんなどの文面…失礼な言い回しになります。
どんな書式でも通用する履歴書が作れるようになろう
今回は履歴書のオススメ書式と転職に有利な書き方について解説しました。
今回ご紹介した履歴書の形式はあくまで一例です。
企業によっては指定の様式が用意されている場合もあります。
しかし今回解説したポイントはどんな形式の履歴書でも通用する内容です。
履歴書の書き方で迷っている方は、参考にしてみてください。
それではまたお会いしましょう!
ご覧頂きありがとうございました!
バイバイ!