
こういった悩みを解決します。
こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
自分の強みを客観的に考えて主張をするのって、結構難しいですよね。
例えば転職活動をする時には、自己PRの作成は避けては通れません。
履歴書や面接で、自分の良さをアピールする必要があるからです。
しかし自分の長所についてあれこれと考えようとしても、案外パッとは出にくいものです。
むしろ自分の欠点や短所ばかり浮かび、気づいた時にはネガティブ思考に陥ってしまいます。
そんな短所を長所に変えるための方法として、リフレーミングという思考法があります。
今回は短所を長所に変えて、自分への自信に繋げる方法について解説します。
目次
短所を長所に変えるための方法

自己PRを考えるのが苦手な人に、ぜひ実践してもらいたいのがリフレーミングです。
リフレーミングとは、日本語に言い換えると「枠を外してまた組み直す」という意味です。
①「枠」を②「外してまた組み直す」
(①frame + ②Re~ing = Refraiming)
枠というのは、ここでは言葉そのものを指します。
つまり、とあるネガティブな言葉に対して、言い回しや表現方法を変えて表現する。
するとネガティブな意味を持つ言葉が、ポジティブな言葉や意味合いに変わるというものです。
例えば友人から、以下のようにダイエット食品を勧められたとします。
- このダイエット食品で、100人中10人しかダイエットに失敗しなかったんだって!
- このダイエット食品で、100人中90人がダイエットに成功したんだって!
①よりも②の方が、ダイエット効果が高そうに感じませんか?
このように同じ意味の言葉でも、言い方1つで相手への伝わり方が違ってきます。
これがリフレーミングです。
転職活動の自己PRを考える時は、リフレーミングは積極的に活用しましょう。
そうすることで、あなたの欠点や短所だったものを強みに変えることが出来ます。
弱みが強みに変わることで、企業に対してあなたの事を強くアピール出来ます。
正しくアピールが出来れば、自信をつけることにも繋がります。
リフレーミングの練習をしてみよう
それでは早速リフレーミングを使ってみよう…という前に、少し練習をしましょう。
リフレーミングは発想力が重要です。
ネガティブな言葉をポジティブに言い換える為に必要なのは、あらゆる視点から考える事です。
練習をしてコツを掴むことが出来れば、簡単にリフレーミングが出来るようになります。
焦らずに、まずは1度練習してみましょう。
例えば「おとなしい人、消極的な人」について考えるとします。
この場合、どのようにリフレーミングすれば良いでしょうか。
ポイントは「おとなしい人、消極的な人」がどんな人か、特徴を捉えることです。
特徴の捉え方のコツは2つあります。
- 反対の性格を考える(対義性)
- 似たような人の性格を考える(類似性)
この2つの考え方に当てはめると、その人の性格を想像しやすくなります。
①反対の性格を考える(対義性)
おとなしい人について、1つ目の反対の性格に当てはめて考えてみましょう。
おとなしい人の反対の性格として「うるさい人、おしゃべりな人」が当てはまるはずです。
おとなしい人は、うるさかったりおしゃべりをしたりするのは得意ではないですよね
逆に、人の話を聞く側に立ち回ることが多いと想像できます。
つまりおとなしい人は話をよく聞く事が出来る人と言い換えることが出来ます。
- おとなしい人→話をよく聞く事が出来る人
②似たような人の性格を考える(類似性)
続けて消極的な人について、2つ目の似たような性格に当てはめて考えてみましょう。
消極的な人は、どちらかと言えば1歩下がったポジションに存在しがちです。
1歩引いた場所に立って物事を考える事が出来る。
ということは、他の人よりも周囲に目を向ける事が得意なのではないかと想像できます。
つまり他の人よりも、周りの空気や周囲の人に気を配れる性格であると言い換えられます。
- 消極的な人→周囲の人や空気に気配りが出来る人
いかがでしょうか。
その人の反対の性格や似たような性格を考えることで具体的にイメージがしやすくなります。
一方向の視点だけでなく別の視点から考えることが重要となります。
リフレーミングで短所を長所に変換しよう
それでは実際にリフレーミングをしてみましょう!
まずはあなたがやるべきことは、自分の欠点や短所の分析です。
どんな些細なことでもいいので、あなたの弱みだと思う部分を書き出してみましょう。
ノートやメモ紙、スマホのメモ帳アプリなど使うものは何でも大丈夫です。
まずは書きだせるだけ書いてみましょう。
僕が実践した時は、30個を目安に書き出して見ました。
何個書き出せばいいか迷っている方は、まずは30個を目標にするのをオススメします。
書き出せましたか?
これを先ほど練習した要領で、リフレーミングしてみましょう。
もう一度、考え方のコツをおさらいしましょう。
- 反対の性格を考える(対義性)
- 似たような人の性格を考える(類似性)
どうしてもリフレーミングが苦手な方の為に、下の方にリフレーミング表を載せておきます。
難しいと感じる方は、以下のリフレーミング表を参考にして、コツを掴むようにしましょう。
リフレーミング表(五十音順)
- 甘えん坊→人にかわいがられる
- 飽きっぽい→好奇心旺盛な、興味が広い
- あきらめが悪い→粘り強い、チャレンジ精神のある
- あまのじゃく→個性的な
- あわてんぼう→行動的な
- いい加減な→こだわらない、おおらかな
- 意見が言えない→争いを好まない、ゆずり合う心がある
- 意地を張る→しっかり者
- いばる→自信のある
- 陰気→調子に乗らない
- 浮き沈みが激しい→心豊かな
- 内気→控えめ、謙虚
- うるさい→明るい、活発な、元気がいい
- 上っ調子→明朗快活である
- えらそうな→堂々としている
- 臆病→慎重
- 怒りっぽい→素直な、情熱的な
- おしゃべりな→社交的な、活発な
- おせっかいな→親切な、気が利く
- 落ち着きがない→こまめに動く
- おっちょこちょい→決断が早い
- おっとりとした→落ち着いた
- おどおどしている→きちんとしている
- おとなしい→穏やかな、話をよく聞く
- お人好し→優しい
- 面白みがない→真面目な(誠実な)
- 堅苦しい→誠実な(真面目な)
- 勝ち気な→向上心がある
- カッとしやすい→情熱的な、素直な
- 軽はずみ→気軽に物事を考える
- 変わっている→個性的な
- 考えが浅い→率直な
- 頑固な→意思が固い、一途な
- かんしゃく持ち→一生懸命
- 感情的な→人情のある
- 気が荒い→正義感が強い
- 気が散りやすい→色々なことに興味を持つ
- 気が弱い→人を大切にする、我慢できる
- 気が強い→意思が強い
- 厳しい→責任感がある、自信がある
- 気分や→物事にこだわらない
- 気まぐれ→よく気がつく
- 切り替えが下手→徹底している
- 空気が読めない→自分らしさを持っている
- グズグズしている→念入りに行う
- 口が軽い→社交的、正直な
- 口が悪い→正直な、率直な
- 口下手→正直な
- 暗い→知的な、思慮深い
- 計画性が無い→発想が豊か
- ケチな→経済観念のある
- 強引な→エネルギッシュな
- 興奮しやすい→正義感が強い
- こだわる→最後までやり通す
- 断れない→人の為に尽くす
- 凝り性→徹底している
- 些細なことで悩む→細かいところに気がつく
- 騒がしい→明るい、活発な、元気な
- しつこい→粘り強い
- 知ったかぶり→親切な
- 自分がない→協調性豊かな
- 自慢する→自分の意見を言える
- 地味な→素朴な、控えめな
- 集中できない→視野が広い
- 消極的な→控えめな、周りの人を大切にする
- 神経質な→ていねいな
- 心配性→計画性のある
- 図々しい→堂々とした
- 整理整頓が苦手→物持ちが良い
- 責任感が無い→無邪気な、自由な
- せっかちな→行動的な、決断が早い
- 外面がいい→社交的な
- 騙されやすい→純粋な、人を信じられる
- ためらいやすい→念入りに行動する
- だらしない→ゆったりしている
- 短気な→感受性豊かな
- 調子に乗りやすい→雰囲気を明るくする
- つまらない→素朴な
- 冷たい→知的な、冷静な、判断力のある
- でしゃばりな→世話好きな
- 長続きしない→色々なことに興味を持つ
- 生意気な→自立心がある
- 涙もろい→人情味がある、素直な
- 馴れ馴れしい→人付き合いが上手な
- 根暗な→冷静
- のんきな→おおらかである
- のんびりした→信念のある
- ハキハキしない→落ち着いて行動する
- 八方美人な→コミュニケーション力のある
- 反抗的な→自立心がある
- 恥ずかしがりや→謙虚な
- ひがみっぽい→よく気がつく
- 引っ込み思案→きちんとしている
- 人付き合いが苦手な→思慮深い
- 人に合わせる→ゆずり合う心のある
- 人の顔色をうかがう→よく気がつく
- 人の考えを気にする→融和的
- 一人になりやすい→自己コントロールのある
- 人をうらやむ→理想がある
- ひねくれている→ユーモアのある
- ふざける→陽気な
- 不平を言う→物事にこだわらない
- プライドが高い→自分に自信のある
- ぼうっとしている→細かい事にこだわらない
- マイペース→信念がある
- 負けず嫌い→向上心がある
- 周りを気にする→気配りが出来る
- 無愛想→おっとりしている
- 無口な→話をよく聞く
- 向こう見ずな→思い切りがいい、決断力のある
- 無口な→穏やかな、話をよく聞く
- 無理をしている→期待に応える
- 命令しがちな→リーダーシップのある
- 目立たない→協調性のある、譲り合う心がある
- 目立ちたがる→自己表現が活発な
- 面倒くさがる→細かいことにこだわらない
- 物おじする→用心深い
- 物事をやりっぱなし→こまめに動く
- 優柔不断→常に最善を考える
- 融通がきかない→徹底している
- よく考えない→行動的な
- 乱暴な→たくましい
- ルーズな→こだわらない
- わがまま→自分の意見を言える
- 忘れっぽい→嫌なことも気にしない
短所で終わらせず、長所を活かしていこう

今回は短所を長所に変える、リフレーミングについてお話しました。
あなたの個性は、言い方一つで弱みにも強みにも変わります。
リフレーミングを習慣化することで、企業や面接官に良い印象を与える事が出来ます。
最初は難しいと思いますが、コツを掴めば簡単にリフレーミングが出来るようになります。
少しずつ捉え方を増やしていって、あなたの強みを増やしていきましょう!
以上、これにておしまいです。
合わせて読みたい
自己PRを考えようとしても、自分の欠点や短所しか思い浮かばない…。
アピールできる事も特に無いし、自分ってダメ人間なのかな。