こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
会社への不満や職場で不当な扱いを受けたとき、よく「労基に行くべき」と言われますよね。
ブラック体質だった会社に不満を感じていた僕は、片っ端から周囲の人に相談。
その結果、労働基準監督署(以下、労基)に行くことになりました。
結論から言うと「仕事に不満があっても労基に行くな!」ということです。
相談してみた結果は惨敗。手痛いしっぺ返しを喰らいました。
なぜこのような結果で終わってしまったのか、順を追ってお話していきます。
目次
労働基準監督署で相談を受けると決めた理由

僕が労基で相談を受けると決めた理由は、一刻も早く会社を辞めたかったからです。
人手不足による業務量の激増によって、僕は体調不良に陥ってしまいました。
生活のために何とか出勤しようとしても、体が動かない状態が続き限界を感じました。
そして僕は、退職を申し出ることにします。
最初は会社側も、体調面を考慮して1ヶ月後に退職出来ると言ってくれました。
しかし後任が決まらずにズルズルと退職日が引き伸ばされて、気がつけば2ヶ月が経過。
何度も体調不良と早めの退職の希望を申し出ましたが、会社に聞く耳はありません。
ここでようやく、何かがおかしいと気づきます。
友人や家族に相談してみると「労基に行ってみたら?」と言われ、行くことに決めました。
労働基準監督署ってどんな所なの?

労基と言われても、実際どんな場所か分からない人もいると思います。
正式名称は労働基準監督署で、労働基準法に基づいて企業の精査・監視を行います。
違反項目があれば指導が入り、最悪の場合は強制捜査及び業務停止命令の実行権限を持ちます。
労基は各都道府県労働局の下部組織で、労働局の指揮監督を受けて指導・監視を行っています。
例を挙げると、僕の住む北海道の労働局は以下の概要を掲載しています。
北海道労働局は、働く環境の整備、職業の安定、男女の均等な雇用の確保等、職業生活全般にわたる総合的な行政サービスを展開しています。
主な任務は、労働相談受理や労働基準法等の監督指導、司法事件の捜査、災害調査、労働災害防止、最低賃金に関する業務、労働災害補償、職業紹介、職業指導、雇用保険に関する業務、男女均等取扱対策、セクシャルハラスメント対策、育児・介護休業等に関する業務を行っています。
つまり労基とは、企業が労働基準法に対する違法行為をチェックしている機関といえます。
労基に行ってから相談までの流れ

労基の概要について軽く触れたところで、実際に行ってみた感想をお伝えします。
「ハローワークみたいに、気軽に相談が出来ればいいな〜」
労基がどんなところか分からなかった僕は、このように楽観的な想像をしていました。
そんな淡い想像は、入口で渡された来客用のIDカードによって消えていきました。
突然の出来事に不安と焦りを感じながら、警備員さんに誘導されて中に入りました。
労基は厚生労働省の1機関である為、セキュリティは強固。
誰でも気軽に入れるような優しい場所などではなかったのです。
受付で名前と行き先部署を書かされて、ようやく相談窓口へとたどり着く事が出来ました。
要件を伝えてブースに案内されると、登場したのは中年の男性職員。
「僕は今、ブラックな体質の会社に苦しめられているんです!」
自分の状況を必死に語り、いち早く退職する為にどうすれば良いかを尋ねました。
返ってきた答えは「会社と相談するしかない」の一点張りでした。
職員の対応は実に事務的で、労働基準法と民事法に書かれた内容をただ読み上げているだけ。
雇用契約書や診断書を見せましたが、結果は最後まで変わりませんでした。
労基が動かなかった理由
労基は、労働基準法に基づいて指導や監査を行う機関です。
企業が違反しているかどうかの部分は労働基準法の内容で判断します。
なので企業が明確な違反行為をしていなければ、まず動いてはくれません。
さらに労基は、企業に対して指導を行う機関です。
当然ですが僕みたいな雑魚っぱが騒いだところで、まともに取り扱ってはもらえません。
では労基は全く動いてくれないのかというと、そうではありません。
例えば給料がまともに支給されていないというケース。
このような場合、勤務表や給与明細など、労働時間と給与額を証明出来る資料の提出。
そうすれば、状況次第で調査及び指導が入る場合もあります。
証拠となる書類の提出が、労基が動いてくれる鍵となります。
そもそも、職場での悩みや相談事は労基では取り扱ってくれないと考えるべきです。
仕事で悩んだ時に労基を勧める人は、労基に対して間違った認識を持っているかもしれません。
ブラック企業の悩みを解決する2つの方法
ここまでで、ブラック企業の悩みは労基では解決できなかったというお話をしました。
「それじゃあ、この先もずっとブラック企業で働き続けないといけないの…?」
「このまま泣き寝入りをしろっていうのか!」
このような意見を持つ人のために、別の解決策をご紹介します。
ブラック企業で働く人が抱える悩みの多くは、以下の2つの内容がほとんどです。
- 上司や会社の社員が怖くて、退職の話を言い出せない
- 転職が出来るかどうかが不安(このまま辞めると短期退職になるし、スキルもない)
順番に解説します。
①上司や会社の社員が怖くて、退職の話を言い出せない
1つ目の悩みは、退職したいと言い出せないという点です。
上司が怖い人だったり、職場が激務な雰囲気だと、辞めたいとはなかなか言えないですよね。
もし辞めたいと伝えられたとしても有給は使えない、なんて言われたりすることもあります。
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しかし、ブラック企業で身体やメンタルを壊して、二度と社会復帰が出来なくなってしまう。
そんな人生になってしまう方が、よっぽどのデメリットだと僕は思います。
僕もうつ病で会社を辞めた経験がありましたが、想像を超える苦痛を味わいました。
そこから社会復帰するまで、多大な時間と労力が掛かりました。
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②転職が出来るかどうかが不安
2つ目の悩みは、転職できるかどうかの不安です。
「このまま辞めると短期退職になるし、企業にアピール出来るスキルもない…」
このように悩んではいませんか?
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正しい行動をして、ブラック企業から脱出しよう
今回は労基に行って、ブラック企業の悩みを解決できるかについて解説しました。
結論としては、基本的に労基は相談をしてもらえる場所ではありませんでした。
しかし、相談できる場所は1つではありません。
探してみると、問題解決に繋がる方法はいくらでも転がっています。
まずは相談すべく、行動に移すことがブラック企業脱出への第一歩です。
百聞は一見にしかず、自分で行動することが悩み解決の近道となります。
まずは1歩踏み出して行動に移してみましょう。
以上、これにておしまいです。
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