こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
僕はこれまで生きてきて、色々な挫折を経験してきました。
- 仕事で身体と心を壊して、入社して1年弱で会社を退職した。
- ブログの毎日更新が1ヶ月半しか続かなかった。
- Twitterの投稿を1ヶ月でやめてしまった。
- 学生時代の恩師から信用を失い、疎遠になってしまった。
- 25歳までの間で、会社を4回も辞めてしまった。
正直言って、何かを失ってばかりの半年間でした。
しかし今も割となんとか生きていられてます。
この時に僕が行ったのは、挫折した自分を認めたこと。
そして逃げることを受け入れたことで、人生が格段に生きやすくなりました。
今回は挫折との向き合い方についてお話していきます。
- 大きな挫折を経験して、どうしようかと悩んでいる人。
- 物事がなかなか続けられず、すぐに挫折してしまう人。
- とにかく挫折から立ち直りたいという人。
何かを挫折したら、ツラいことから逃げよう

まずはツラいと感じていることから、距離を置きましょう。
仕事がキツいと感じているのなら、休暇を取るor転職をする。
何かを続けることに苦痛を感じているのであれば、一回やめてみる。
相手から信用を失ってしまったときは、その人とは距離を置く。
大事なことは、苦痛や不安から自分を守ることです。
ツラいことを続けていても、良い結果を出すことはほぼ不可能です。
それどころか、苦痛の反動で自分自身がボロボロになっていきます。
- キツい仕事を無理に続けた結果、うつ病一歩手前まで自分を追い詰めていた。
- ブログの毎日更新を優先させた結果、誰の役にも立たないゴミ記事ばかり量産してしまっていた。
- 失った恩師の信用を回復させようとした結果、さらに溝が深まってしまった。
これらはすべて僕の実体験です。
ツラいと感じていることを続けても、結局は裏目に出て終わってしまいました。
続けても先に未来が無いと感じたら、辛いことから距離を置きまくりましょう。
逃げるのと、捨てるのは違います
意外と勘違いされがちですが、「逃げること」と「捨てること」の2つは全く違うものです。
より具体的に説明すると、以下の文章のとおりです。
- 今までやってきたことから、逃げていく。
- 今までやってきたことを、捨てていく。
この2つは、似ているようで全く違います。
ポイントはこれまでの経験が存在しているかどうかです。
仕事とブログに例えて解説します。
仕事における「逃げる」と「捨てる」の違い
仕事から逃げるというのは、会社を退職することに当たります。
一方、仕事を捨てるというのは働かずにニートになる状態を指します。
両者の違いは、仕事を再開する意志があるかどうかです。
会社を退職して逃げるだけであれば、転職や独立など複数の選択肢が存在します。
しかし仕事そのものを捨ててしまうと、働かないという一つの選択肢しか残されていません。
一度ブランクが空いて、無職の期間が長引くほど再就職が困難になります。
将来の可能性があるか、それとも無いか。
逃げることと捨てることの両者には、決定的な違いがあるのです。
- 仕事から逃げる:会社を辞める。転職や独立などの選択肢がある
- 仕事を捨てる:ニートになる。働かないという選択しか無い
ブログの「逃げる」と「捨てる」の違い
ブログでも考えてみましょう。
ブログでの逃げるという選択は、ブログの更新停止です。
更新は止まってしまいますが、ブログそのものは残り続けます。
一時的に離れてしまっても、いつでも再開することが出来ます。
ところがブログでの捨てる選択。つまりはブログサイトの削除に当たります。
これは今まで時間をかけてきたことがすべて水の泡となります。
もし再開していれば、その時には収益などの結果を出していたかもしれない。
しかし一度捨ててしまったものは、取り返しが付きません。
- ブログから逃げる:更新の停止。再開が可能
- ブログを捨てる:サイトの削除。再開は不可能
戻ることが出来ない一方通行なのが捨てる行動です。これは非常にもったいないです。
いつでも戻ることが出来るように、築き上げた道は捨てずに確保しておきましょう。
逃げることで、心の棚卸しが出来る

ツラいことから距離を置くのは、人として堕落してしまうと考えられがちですが、別にそんなことはありません。
むしろ心の棚卸しが出来るようになって、前向きな行動が出来るようになります。
僕がツラいことから逃げまくった結果、自分の元には何も残っていない状態となっていました。
仕事、お金、趣味、友人、目標、生きがい。
これらを失い、空っぽになるのは一瞬でした。
しかし空っぽになってスッキリしたことで、徐々に冷静な思考が出来るようになりました。
現在の僕はブログ更新に再び目を向けつつ、転職に向けて独学を行っています。
やりたかったのに出来なかったこと、一度は諦めたがもう一度やってみたいこと。
ツラい気持ちでいっぱいで、余裕が全く無くて見えなかったものが見えるようになりました。
一度は挫折して諦めたことも、もう一度やってみたいと思える時が来ます。
逃げることは決してネガティブな行動ではなく、むしろポジティブな考え方だということを意識しましょう。
2020.9.20追記
現在はホワイト企業への転職に成功し、働きながらブログを更新しています。
仕事もブログも、まだ再開したばかりの状態です。
しかしこれまでと違うのは、精神的な余裕を持つことが出来ていること。
一度リセットしたことで、再び前に向かって走り出すことに成功しました。
失ってしまったものも、徐々に取り戻せています。
一度逃げてしまったとしても、再び戻ってくることは十分可能です。
大切なのは逃げることを受け入れることと、その後の自分と向き合うこと。
前か後ろのどちらでも良いので、まずは自分のペースで歩きだしましょう。
少しずつですが、人生が変わっていくはずです。
逃げることは、恥ずかしいことではない

逃げるが勝ち、ということわざがあります。
失敗したとしても、一旦身を引いてチャンスを伺いましょう。
戻って来た時に成功させることが出来れば問題なしです。
逃げっぱなしでは意味がありません。せめて別の方向に進んで行きましょう。
逃げて、心の棚卸しをして、再スタートする。
その繰り返しで良いと思います。
どんな形であれ、自分が納得の行く答えにたどり着いたらこっちのものです。
僕と一緒に再スタートを切って、粘り強く生きていきましょう。
おしまいです。