こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
現在はホワイトな職場への転職に成功しています。
過去にブラック企業で働いていた当時は、失敗への対策方法が分かっていませんでした。
なので失敗して怒られる→何となく気をつける→また失敗して怒られる、の繰り返しでした。
失敗を繰り返さないためには、踏むべき手順というものがあります。
「同じ失敗をして怒られるのはもうイヤ!」という人は、ぜひ参考にしてください。
なぜ、あなたは仕事で失敗ばかりするのか?

理由は一つ、分析と行動が圧倒的に足りていないからです。
「〇〇を失敗してしまった、じゃあ次からは気をつけよう」
そんな考え方でいると、確実にまた同じ失敗を繰り返します。
失敗して怒られたりすると、やる気もメンタルも萎えてしまいますよね。
落ち込んだ状態を引きずってしまうと、そこから失敗の連鎖に陥ってしまうことになります。
ではどうすればいいのか。
それは失敗の原因を分析して、正しい対策方法を実行すればOKです。
失敗を防ぐための対策手順

以下の3つです。
- 何を失敗したかを明確にする
- 失敗の原因を洗い出す
- 失敗を防ぐ対策案を立てて、実行する
順番に解説します。
①何を失敗したかを明確にする
最初にやるべきことは、失敗内容の明確化です。
反省はしているけれど失敗を繰り返してしまう…。
このような人は、そもそもスタートの時点で間違っている可能性が高いです。
まずは自分の失敗を出来るだけ具体的に振り返りましょう。
なぜなら、失敗した内容をガッチリ理解する必要があるからです。
失敗の内容を具体的にすることで、より効果的な対策が考えやすくなります。
明確化のコツは、5W1Hにそって考えれば良いです。
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
打ち合わせの時間に遅刻した失敗を例に、5W1Hに当てはめてみます。
- Who(だれが) → 自分
- When(いつ) → 本日
- Where(どこで) → 社外(打ち合わせ場所)
- What(なにを) → 約束の時間に遅れた
- Why(なぜ) → (次の段階で分析します)
- How(どのように) → 1時間の遅刻
こんな感じに当てはめると、そこから6つの要素ごとに対策を立てることが出来ます。
次の手順で、後回しにしていたWhyの部分を考えていきます。
②失敗の原因を洗い出す
失敗内容を明確化したら、その原因を洗い出しましょう。
原因が分かれば、そこから対策を考え実行することで失敗の克服に繋がります。
しかし「それでは原因を考えましょう!」と言うのは、正直無理があると思います。
そこで活用するのが、①で当てはめた5W1H。
原因を分析するポイントは、1つの要素から別の要素を結びつけていくことです。
例えばWhere(どこで)の打ち合わせ場所と、When(いつ)を結びつけてみます。
Where…打ち合わせ場所
→When…約束の時間を把握していなかった
このように別の要素と掛け合わせることで、原因を探ることが出来ます。
ここから更に要素を繋げると、このようになります。
Where…打ち合わせ場所
→When…約束の時間を把握していなかった
→Who…上司に時間の確認をしていなかった
2段階ぐらいまで掛け合わせると、本質的な原因が浮き彫りになってきます。
できれば5W1H(Why以外)から3つを選んで深堀りしていくとGOODです。
③失敗を防ぐ対策案を立てて、実行する
原因が分かったら、そこから対策案を立てましょう。
考え方のコツは、以下の3つです。
- 逆に行動する
- 量を増やす
- 質を高める
それぞれ見ていきましょう。
逆に行動する
失敗の原因と真逆の行動をするという、単純な対策方法です。
一番簡単で、すぐに実行できる点がメリットです。
量を増やす
回数や時間など、量を増やすことで失敗を防ぎます。
こちらも難易度は低いので、実行しやすいです。
質を高める
内容や行動の質や基準を高める方法です。
上の2つと比べると難易度は高いですが、効果は圧倒的に大きいです。
例え実践して効果が出なかったとしても、落ち込む必要はありません。
その時は原因を再分析して、別の対策案を立てて実行すればいいだけの話です。
上手く失敗の克服に成功したら、とことん継続にコミットしましょう。
改善して終わりではなく、その状態を継続することで初めて成功となるのです。
人一倍分析すれば、大きな差をつけられます

ここまでの流れをしっかりと出来ている人は、あんまりいないと思います。
面倒に感じてしまう人がほとんどだからです。
だからこそ「二度と失敗なんかしない!」と決意して、本気で行動すれば確実に成長します。
失敗して怒られるのはツラいですが、ここが踏ん張りどころです。
失敗を克服して結果を出せれば、周囲の見る目はガラリと変わるはず。
人一倍分析をして、周囲に大きな差をつけましょう。
おしまいです。