
こういった悩みにお答えします。
こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
僕はブラック企業から転職して、現在はホワイトな職場でのびのびと働いています。
しかしブラック企業で働いていた当時は、常に会社に行きたくないと感じていました。
実際、体調を崩して出勤できない、といった状態になることもかなり多かったです。
そして休むたびに申し訳無さを感じて、次第に「自分ってダメな人間だな」と考えるように。
最終的に、不調になる→休む→落ち込む→また不調になる…という悪循環にハマっていました。
この悪循環が続いてしまうと、最悪の場合うつ病となってしまう危険性も。
僕も実際、うつ病の一歩手前まで追いつめられた事がありました。
そんな取り返しのつかない状況になる前に、対処法をお伝えします。
- 仕事を休むのに、申し訳なさや罪悪感を感じる方
- 勢いで仮病を使って休んでしまい、後悔している方
- 自分に対して、いつもネガティブに考えてしまう方
目次
仕事を休んだ時に罪悪感を感じたときの対処法

対処法は以下の3つです。
- 仕事を休む事を受け入れる
- 仕事で成果を出せるようになる
- 仕事を休んだ自分自身を責めない
順番に解説します。
①仕事を休むことを受け入れる
1つ目の方法は、仕事を休む行為を受け入れることです。
仕事を休んでしまっても「まぁ、いっか」と考えるようにしましょう。
多くの人は仕事を休む行為、その全てが悪いことだと考えがちです。
もちろん元気なのにズル休みする、繁忙期にワザと休むとかは、ダメな休み方になります。
しかし体調不良やケガ、事故や事件に巻き込まれたなどの、やむを得ず休む必要がある場合。
こういったケースの場合は、休んでも気にしすぎないようにしましょう。
何故かと言うと、気にしすぎてしまうことで、自分も相手も不快な思いをしてしまうから。
休んだことを自分が気にしすぎてしまうと、次からの仕事に集中できなくなってしまいます。
初歩的なことで失敗してしまったり、仕事で成果を出せなくなってしまう。
仕事に対して悪影響が出てしまいます。
そして、あなたのそんな状態を見た周囲の人たちは、とても心配します。
「まだ不調なんじゃないか、無理しているんじゃないか」
このように周囲の人間に不安を与えてしまい、結果的に迷惑をかけてしまいます。
そうならないためにも、仕事を休む行為を受け入れるようにしましょう。
②仕事で成果を出せるようになる
2つ目の方法は、仕事で成果を出せるようになることです。
あなたの仕事が順調に進んでいて、自分がいなくても困る人が出てこない状態。
このような仕事の進め方が出来ていれば、もし休んでしまっても罪悪感を感じにくくなります。
仕事で成果を出せていれば、自分への自信に繋がります。
自分に自信を持つことが出来れば、多少あなたが不在になっても心配ないと思えるはず。
しかし、いきなり成果を出すのはそう簡単ではありません。
なのであなたがすべきことは、今できる範囲で出来ることを増やしていきましょう。
いきなり全てをやろうとするのではなく、目の前の事を1つずつこなしていけばOKです。
そうして出来ることが積み重なっていけば、いずれ大きな実績になります。
実績を獲得することが出来れば、仕事の成果へと繋がっていきます。
まずは今のあなたの範囲で、出来ることから始めていきましょう。
③仕事を休んだ自分自身を責めない
3つ目の方法は、仕事を休んでしまった自分自身を責めないことです。
そのために必要なのが、「まぁ、いっか」という考え方です。
休むことは悪いことじゃない、仕方のないことなんだ、と軽い気持ちで考えましょう。
例えば仮病を使って、仕事を休んでしまった場合。
それで遊びに行ったりしてしまうのは、もちろんやってはいけないNG行為です。
しかし、心のどこかでツラいと感じていて、どうしても仕事ができる状態じゃない場合。
これは休むべき正当な状況だと言えます。
仮病をしてまで休むほど、ツラい思いをしている。
それはあなたに大きな負荷がかかっていて、無理をしている状態になっているから。
必要なのは周囲への気遣いよりも、あなた自身の休養です。
自分自身を責めている場合じゃありません。
また元気に仕事ができるようになるためにも、しっかり休むことを受け入れましょう。
どうしても割り切れない時は、この言葉を思い出すようにすればOKです。
「大丈夫、仕事を休んだって死ぬことはない」
人間、死ななければ何とかなります。
たとえ社員全員から嫌われたり、居場所が無くなったとしても、何とかなります。
何故なら生きている限り、いくらでも挽回出来るからです。
僕自身も、仕事もお金も人間関係も、全て0になってしまったことがあります。
それでも僕は生きていたし、死ぬこともありませんでした。
だから0から挽回して、これまでに無くしたものを全て取り戻すことが出来ました。
まずはどんな人にも休みは必要、あなたが休んでも問題ないことを受け入れましょう。
どうしても辛い、割り切れないと感じた時は「死ななきゃなんとかなる」と考えればOKです。
なぜ、仕事を休むことに罪悪感を感じるのか?

原因は、以下の3つです。
- ネガティブに考えている
- 仕事で成果を出していない
- 自分に厳しく、許すことが出来ない
一つずつ見ていきましょう。
①ネガティブに考えている
1つ目の原因は、仕事を休むことに対するネガティブ思考です。
仕事を休むという行為が、メチャクチャ悪い事だと考えてしまっているからです。
例えばあなたが、体調不良で休んだとします。
事前に上司にも連絡して、きちんと休みの許可も得ています。
何も問題ないはずなのに、ネガティブ思考によって罪悪感が生まれます。
「自分が休むことで、誰かに迷惑をかけてしまっているんじゃないか」
「自分のことを、悪く思っているんじゃないか」
「次からもう来なくていい、って言われてしまうんじゃないか」
考えれば考えるほど、悪い方向へと考えてしまう。
もちろん、実際にそんなことは無いですし、根拠もありません。
しかしネガティブな考えによって、根も葉もない事でいつまでも悩んでしまいます。
その結果、休む行為に対して罪悪感を感じてしまいます。
②仕事で成果を出していない
2つ目の原因は、あなたが仕事で成果を出していないからです。
あなたが休んだ際に罪悪感を感じたとき、仕事について何か心配事があったりしませんか?
毎日バリバリ仕事をして、納期も必ず守って、ミスや失敗することなく成果を出している。
あなたがやるべき仕事をキチンとこなしていれば、多少休んでもなんとも思わないはず。
しかし休んだ時に、心のどこかで罪悪感を感じてしまっている。
それはあなたが、中途半端な仕事をしていることが原因です。
「そういえばあの仕事、まだ終わっていなかったな…」
「昨日、仕事で失敗して迷惑をかけちゃったな」
このように仕事に対して、未練がある状態で休んでしまう。
だから休むことに対して、罪悪感を感じてしまっているのです。
もちろん急な体調不良で休んでしまうなど、仕方ない部分もあるかと思います。
しかし毎日の仕事を淡々と、キチンとこなしていれば、何も心配することも無いはず。
裏を返すと、適当で中途半端に仕事を進めて、成果を出していない事が原因となります。
③自分に厳しく、許すことが出来ない
3つ目の原因は、あなたが自分に厳しく、出来ない自分が許せない性格だからです。
2つ目とは、真逆の原因となります。
「体調不良で休んでしまったのは、自分の体調管理がキチンと出来ていないからだ」
「自分が休んでしまうと、困る人が大勢出てきてしまう」
「そんな自分が許せない」
このように自分自身を許すことが出来ない。
自分に厳しくなってしまうと、休むことに対して罪悪感を感じやすくなってしまいます。
自分に厳しくなってしまうと、自己肯定感が低下してしまいます。
自己肯定感が下がってしまうと、自分への自信を無くしてしまいます。
さらにそんな自分が許せないと感じてしまい、自己否定のループにハマってしまいます。
自分に厳しく、自分を許すことが出来ない。
そんな性格の人は、特に注意が必要になります。
休むことは、次の仕事で活躍するための準備時間

今回は、仕事を休んだ時に感じる罪悪感への対処法について解説しました。
繰り返しになりますが、休むことは悪いことではありません。
むしろあなたが次に仕事をする時に、良いパフォーマンスを発揮するための準備時間です。
1日、2日程度お休みしても、会社や仕事は何とかなります。
会社とは、誰かが欠けても回る仕組みになっているからです。
少し残酷に聞こえるかもしれませんが、むしろそうでないと会社はすぐに潰れてしまいます。
だったら、どうせ休んだなら「次は挽回するぞ!」くらいの意気込みを持ってみましょう。
過ぎてしまったことを悔やむよりも、これからのことを考えた方が気持ちが楽になります。
次にキチンと出勤できるように、今はしっかり休養を取りましょう。
以上、これにておしまいです。
朝起きたら体がダルイ…。でも仕事を休むのは、申し訳なく感じてしまう。
みんなはちゃんと働いている中で、自分だけ休むのは、やっぱりダメだよな…。