転職理由は正直に話すことで印象が段違いに良くなります。
こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です!
皆さんは面接の際に転職の理由をどのように答えているでしょうか。
ありのまま伝える人もいれば、言い回しを変えたり表現をぼかしたりすることで印象が下がるのを防ぐようにしている人もいるかと思います。
しかし正直に言った方がいいのか逆に言わない方がいいのか迷いますよね。
結論から言いますと、転職理由は正直に行ったほうが有利になるケースが多いです。
今回は転職理由をハッキリ伝えることであなたの印象アップに繋げようというお話をします。
目次
転職理由を正直に伝えた方がいい3つの理由
転職の理由は人によってそれぞれ違いますよね。
- 残業時間が長く、かつ残業代が出なかった。
- 上司からパワハラを受けていた。
- 職場でいじめられていた。(無視される、陰口を言われる、理不尽に怒られる)
- 業務量が明らかに1人分を超えていた。
- 給料が明らかに低すぎる。
などなど、挙げたらキリがないですよね。
(ちなみに上5つの内容は僕自身の体験談です笑)
自分が仕事を辞めて転職した理由を話すのって中々難しいことだと思います。
ですが例えこのような転職理由だとしても正直に伝えるべきなのです。
その理由は以下の3点です。
- お互いのミスマッチを回避出来る
- 嘘をついて取り繕ってしまうと印象は更に下がる
- 会社側で配慮してもらえる、希望を通してもらえる可能性がある
これらの内容について1つずつ見ていきましょう。
お互いのミスマッチを回避出来る
1つ目の理由はあなたと企業との希望のミスマッチを回避出来るからです。
例えばあなたが前職で長時間の残業を経験して、次の職場では残業時間を減らしてプライベートの時間を確保したいと考えているとします。
しかし印象を良くしたいあまりに残業とは関係ない理由で転職したと伝えるとどうでしょう。
本当は長時間の残業が嫌で転職をしたのに、面接の内容次第で「この人なら残業をさせても問題ないか」と思われてしまったら元も子もありません。
せっかく採用されたとしても、そこでまた残業をさせられてしまうのであれば転職をした意味が全くありません。
企業側とあなたの認識をきちんと合わせる為にも、転職の理由はきちんと伝えるべきなのです。
嘘をついて取り繕ってしまうと印象は更に下がる
2つ目の理由は無理に嘘をついて取り繕ってしまっても逆に印象が下がってしまうからです。
例えば仕事が原因で過去に何度か体調不良を起こしたことがあったとします。
体調不良が原因で退職したにも関わらず、印象が下がるのを恐れて隠したとしても見破られる可能性があります。
面接官はあなたの本質を探るために、質問の内容や言い回しを変えながら質疑応答を繰り返します。
面接官は何十人何百人と面接をしているので、あなたの返答を逆算して質問をすることが出来るのです。
付け焼き刃の状態で取り繕っても、答え方次第であなたが嘘をついているかはすぐに分かってしまうのです。
嘘だとばれた場合は、それこそあなたの印象は地に落ちます。
例え印象が下がる恐れがあったとしても、勇気を持って正直に伝えましょう。
会社側で配慮してもらえる、希望を通してもらえる可能性がある
3つ目の理由は会社側で配慮してもらえたり希望を通してもらえたりする場合があるからです。
例えば自分は発達障害と診断されていて、ある条件でなければ集中力が持たないと伝えたとします。
診断書等の病院側の証明や今までの業務実績や経験を適切に説明することで、あなたが働きやすいように会社側で環境を整えてもらえる場合があります。
僕は過去にADHDと診断された事があります。
僕の場合は2~3時間以上連続で集中が続かないという症状でした。
そこで面接にて休憩時間の分割や業務内容の調整など、仕事を続けられる条件を包み隠さず伝えました。
その結果、会社側で職場内の環境を配慮して貰うことに成功しました。
もちろん対応してもらえない会社がほとんどですが、中にはきちんと配慮してもらえる会社もあります。
どうしても不安に感じる要素がある場合は、一度正直に相談してみるのも1つの手です。
ここまで転職理由を正直に伝える理由について解説しました。
しかしこれらをバカ正直に伝えてしまうと、いつまで経っても採用されることはないでしょう。
さっきと言っていることが違うじゃないか!と思うのもごもっともです。
ポイントは転職理由のバックグラウンド(理由の背景)を相手に明確に伝える事です。
転職理由のバックグラウンド(背景)を明確に伝えよう
例えば前の職場がブラック企業だったからとそのまま伝えても、誰も納得しませんよね。
そこで下記の内容を付け加えてみるとどうでしょう。
- 終電まで残業をさせられていた
- 残業代が出なかった
- 常に怒鳴られる、悪口を言われるなどのパワハラを受けていた
あなたの職場がブラック企業だったというイメージが明確に伝わると思いませんか。
別の例で説明すると、人間関係が上手く行かなかったのが転職理由だとします。
ただ人間関係が上手く行かなかったと伝えるだけでなく、下記の項目をプラスして見ましょう。
- 自分の主張を聞き入れてもらえなかった。
- 自分一人で色んな人に報連相を行っても、職場全体に情報が浸透しなかった。
- 分からない部分があったり仕事がキャパオーバーしたりした際に、誰にも助けてもらえなかった。
このように理由を裏付けるバックグラウンドの情報を付け加えて説明することで、転職理由に説得力が生まれます。
ただ闇雲に転職理由を説明するのではなく、どんな背景があって何を根拠に転職をしたのかを伝えられるだけでも、あなたの印象はグンと上がります。
前職でどんな経験をしたかを明確にした上で転職理由を説明しましょう。
大切なのはあなたに合った職場に転職すること
今回は転職理由をハッキリ伝えることであなたの印象アップに繋げようというお話をしました
せっかく転職を成功させたとしても、あなたの希望にマッチしなければ無駄になってしまいます。
大切なのはあなたに合った職場に転職することです。
転職を成功させることばかり意識しても、その先が続くことは無いです。
ありのままの自分を伝えることで、企業とあなたが相互に納得の行く転職が可能になるのです。
勇気を出して正直に伝えることが、後悔しない転職を成功させる第一歩になります。
あなたの希望にあった転職が出来ることを願っています。
それではまたお会いしましょう!
ご覧頂きありがとうございました!
バイバイ!