ブラック企業の見分け方を解説します【50社以上の企業に応募して、学んだ】

観察 分析

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こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。

 

僕は過去3年間で、転職を4回してきました。

現在は割とホワイトな環境の会社で働いています。

 

これまでの転職活動で、ブラック企業を嫌というほど見てきました。

今回はブラック企業の見分け方について解説します。

 


ブラック企業は、ここで見分けよう

 

転職 男性

学校を卒業してから今まで、僕はこんな感じで就職活動をしてきました。

  • 見てきた求人票→200枚以上
  • 応募した企業→50社くらい
  • 面接まで進んだ企業→30社くらい
  • 内定をもらった企業→8社
  • 入社した企業→5社

3年間でこれくらいの数なので、割と少ない方だと思います。

しかしこれだけの数の企業を見ていると、嫌というほどブラック企業に遭遇してきました。

僕がブラック企業を見つけたときの経験を元に、ポイントを解説します。

 

ポイントは、3つです

ブラック企業を見分けるために、チェックするタイミングは3つあります。

それは「応募前」「選考中」「内定後」の3つです。

順番に解説します。

 

応募前(求人の内容)

企業に応募する前には、必ず求人の内容をチェックしましょう。

 

ここでチェックするのは、ブラック企業そのものではありません。

正確には、負担の大きい仕事をする会社かどうかという部分です。

ポイントは以下のとおりです。

  1. 給料の金額幅が広すぎる
  2. 年間休日数が100日以下
  3. 従業員の人数が3人以下
  4. ホームページ、転職サイトの内容がおかしい

 

①給料の金額幅が広すぎる

例を挙げると、「20万〜50万」みたいに書かれている求人です。

 

これはみなし残業の支給額や、高度な技術・スキルを考慮した金額設定になっている場合がほとんどです。

「1日24時間のほぼ全てを、仕事に捧げても構わない」

それくらいの力量と覚悟があれば話は別ですが。

 

あなたが前の職場で失敗した、病気になって退職したというのなら、絶対に応募してはいけません。

今まで以上の地獄を見るハメになります。

 

②年間休日数が100日以下

年間休日数が100日以下の場合も避けたほうがいいです。

 

これらの求人は飲食、接客、介護などのサービス業が大半です。

休みが少ない分、疲れが残りやすく心身にかかる負担も大きくなりやすいです。

 

調理師や社会福祉士の資格取得を目指したい、という人なら応募してもOKです。

そうではないのなら別の求人を選ぶことをオススメします。

 

③従業員の人数が3人以下

会社の従業員数もチェックしましょう。

従業員数が3人以下の求人は、選ばないほうが無難です。

 

従業員の人数が少ない会社は、1人あたりの仕事量が安定していません。

なぜなら社員一人に対して、複数の担当を兼任しているからです。

そこから担当を入れ替えながら業務を行って、やっと会社として成立しているケースがほとんどです。

 

もし入社後に誰かが辞めてしまったり、担当が変わったりすると業務が一気に破綻します。

非常識なくらいの量の仕事を押し付けられ、すぐに会社を辞めてしまうことになります。

 

例え自分がやりたい仕事内容だったとしても、あまりにもリスクが大きいです。

できれば従業員数が3人以下の求人は避けるべきです。

 

④ホームページ、転職サイトの内容がおかしい

会社のホームページは貴重な情報源です。

必ず検索してチェックしましょう。

 

定期的に更新されていたり、レイアウトが整っていればある程度信用できるといえます。

逆に1年以上も更新がない、見た目が古臭い、レイアウトが崩れているページの企業は要注意です。

 

ホームページは企業の看板、顔とも言える部分です。

そこを修正や更新をしていないということは、メンテナンスに充てる余裕が無いということが分かります。

少しでも何か違和感を感じたら、絶対に避けるべきです。

 

もしホームページが出てこない場合は、転職の口コミサイトを見てみましょう。

「企業名 評判」で検索すると出てきます。(エン転職、転職会議、Openworkなど)

 

口コミサイトでは、退職した人達の書き込みを見ることができます。

そこでネガティブな内容ばかり書かれていた場合は、応募は避けたほうがいいでしょう。

(もちろん100%信憑性があるわけではないので、あくまでも参考程度に)

 

選考中(書類選考通過〜面接まで)

次にチェックする部分は、書類選考の通過後です。

とりあえず面接まで進められたぞ、と油断してはいけません。

 

ここからは企業の人間との接触が始まります。

ブラック企業を見分ける上で、最も重要な部分です。

ポイントは以下のとおりです。

  1. 相手の電話態度が悪い
  2. 受付社員で来客として扱われない
  3. 職場の雰囲気、空気が重い
  4. 面接官の態度、質問が事務的

 

①相手の電話態度が悪い(書類選考の後)

企業とのファーストコンタクトとなるのが、書類選考通過の電話連絡です。

ここで一安心せず、必ず相手の電話態度をチェックしましょう。

 

声が小さい、早口でまくしたてる、やる気が感じられない。

これらに当てはまるのであれば、間違いなくブラックです。

 

僕の経験談ですが、電話対応の悪い会社がその後の面接で対応が良かったことは1回もありません。

最初の部分で不信感を与えている時点で、会社としてアウトなのです。

 

②受付で来客として扱われない(面接前)

社内に入ったときには、まず始めに受付社員の対応に注目しましょう。

 

ポイントは、あなたをお客さんとして丁重に扱われているかどうかです。

もし来客として対応されないのであれば、ブラック企業の可能性大です。

 

転職活動を続けていると、自分が弱い立場にいると錯覚することがあります。

「企業は人を採用する立場で、自分は下手に出ないといけない」

特に内定がなかなか貰えずに長期化してしまうと、この錯覚に陥りがちです。

 

求人に応募したあなたは、応募者であると同時にお客さんです。

なので企業=強者、応募者=弱者というわけでは決してありません。

(もちろん、応募者側が企業よりも偉いということではないです)

 

企業と応募者、お互いに人として最低限のマナーは守らなければなりません。

言葉遣いが悪い、長時間待たせる、遅れても謝罪の言葉が無い。

会社側が失礼な対応をしているなら、さっさと逃げて次に行きましょう。

 

③職場の雰囲気が暗い(面接前)

面接が始まるまでの間に、社内をよく観察してみましょう。

ブラック企業には、独特の雰囲気や空気感があります。

 

元ブラック企業社員の僕が、過去の経験からブラック企業を判別するチェックリストを作りました。

以下のポイントを参考に、判断してみましょう。

ブラック企業チェックリスト
  • 社員が暗い表情をしている
  • 怒鳴り声や悪口が聞こえている
  • 社員同士の会話が無い、不気味なほどの無音状態になっている
  • ドタドタと騒がしい足音が聞こえる
  • 座席数に対しての空席がかなり多い

2つ以上当てはまれば、そこは間違いなくブラック企業です。

 

あなたが入社後にどうなるかは、そこで働く社員を見れば一発で分かります。

そこに映っている姿が、そのままあなたの将来の姿になるからです。

自分のイメージとズレていないか、確実にチェックしましょう。

 

④面接官の態度、質問が事務的(面接中)

面接官についても注意を向けるようにしましょう。

例を挙げると、話し方や表情に感情がこもっていますか?

またはマニュアルを見ているかのような質問の仕方になっていませんか?

 

このような事務的な態度をとっている場合は、そもそも採用する気が無い場合がほとんどです。

もしこのような態度を取ってきた場合、早い段階で見切りをつけましょう。

 

内定後(採用〜入社後)

最後のチェックポイントが、内定後の部分になります。

面接までは順調だったとしても、ここでボロが出るブラック企業は結構多いです。

ポイントは以下のとおりです。

  1. 合否の連絡が早すぎる
  2. 求人票の内容と違う部分がある
  3. 業務の引き継ぎが不十分

 

①内定の連絡が早すぎる

面接終了から一日で内定の連絡が来るような場合は用心しましょう。

 

このような会社は人手不足ですごく焦っています。

そして誰でもいいからすぐに働いてほしいという考えを持っています。

 

間違っても「連絡が早くてラッキー」と思ったらダメです。

初日から膨大な仕事を押し付けられて痛い目を見ます。

 

②求人票の内容と違う部分がある

求人票に書かれている内容とは、全く違うことを言ってくるブラック企業もあります。

 

例えば僕の場合、過去に仕事内容で騙された経験があります。

求人票には請求業務と書かれていましたが、初日に言われたのは社長の裁判資料を整理することでした。

事前の業務内容とは明らかに違っていました。

 

内定が決まった後も、求人内容はしっかり確認しましょう。

社員の人数が少ない、給料の金額が低い、仕事内容が変わっている。

少しでも変だと感じたら、すぐに採用担当者に確認しましょう。

 

もし相手にされないのなら、退職して逃げるのも一つの手です。

社長の私的な裁判問題に関わるのは嫌だったので、その会社は2日目に退職しました。

 

雇用契約を結ぶ前であれば、即日退職でも何も問題ありません。

もし契約をしてしまった場合は、すぐに労働基準監督署に相談しましょう。

退職の悩みについて、力になってもらえます。

 

③業務の引き継ぎが不十分

入社初日に任された仕事、どんな引き継ぎをされましたか?

資料が残っていない、仕事の担当者・有識者がいない、こちらの質問に答えられない。

これら全てが当てはまる場合は、100%ブラック企業です。

 

これは引き継ぎが中途半端にもかかわらず、次々と社員が入れ替わってしまった状態です。

社員が立て続けに入れ替わるということは、その会社に何らかの問題があると考えられます。

自分が被害者になる前に、次へ切り替えましょう。

 

1日で会社を辞めても、転職はできる

 

転職 成功 男性 希望

ここまで読んだ人の中には、短期退職について心配する人もいるかと思います。

結論を言うと、全く問題ありません。

 

理由は僕が1日で会社を辞めても、その後に転職ができているからです。

現在の職場環境は、こんな感じです。

  • 始業3分前に出社しても怒られない(逆に体調を気遣ってくれる)
  • 終業時間が来たらすぐに帰れる
  • 残業がほとんど無い(長くても1日30分程)
  • 割と業務に余裕がある(爆速で終わらせたら、暇な時間が生まれる)
  • 失敗しても怒鳴られたり、理不尽に否定されたりしない
  • 悪口を言われたり、プレッシャーをかけられる事がない

僕がホワイト企業に転職できたのは、転職支援のサービスを徹底的に利用したからです。

 

転職の支援は色々な場所で行われています。

ハローワーク、職業訓練、転職エージェント、転職イベント…etc

これらのほとんどは無料で利用することができます。

 

ブラック企業で悩んでいるのなら、まずは転職支援のサービスを使ってみましょう。

見える世界が確実に変わります。

 

ご覧頂きありがとうございました。

おしまいです。

 

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