こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
先日、下記のツイートをしました。
ブラック企業を辞めたいと考えている人は、絶対に周囲の人に相談してはいけません。100%止められるからです。社員全員がキツい思いをしている中、そこから1人抜けたら更に自分達が苦しくなる。そりゃあ何としても止めたくなりますよね。ブラック企業で耐えられない程ツラいと感じたらすぐに退職しよう
— ヤマシュン@ブロガー×ホワイト企業社員 (@yamashunblog) September 23, 2020
上記について深堀りをしていきます。
現在ブラック企業で働いて、今すぐに辞めたいと考えている。
そんなあなたに向けた内容となっています。
- ブラック企業な会社を辞めたいと考えている方
- 退職について周囲から猛反対されている方
- 後悔しない退職方法を知りたい方
ブラック企業を辞める時、誰かに相談してはいけない理由

ブラック企業を辞めようと考える人のほとんどが、まず上司や同僚に相談をしようとします。
これはやってはいけない行動です。絶対にやめましょう。
なぜなら、ほぼ間違いなく反対されるからです。
理由は一つ。
会社で働く自分たちが更に苦しくなるからです。
ブラック企業の主な特徴として、人員や業務量などのバランスが崩壊して社内全体の余裕が無い点が挙げられます。
業務量の多さに反比例して人手不足という状況の中、あなた一人が抜けてしまうだけでも現場は相当な痛手となるのです。
自分たちがこれ以上苦しくならない為にも、人手が減るのは避けたい。
だから反対意見が多くなるのです。
どうしても相談したいのなら、会社以外の人に相談しましょう。
社内の人間と違い、第三者の立場として客観的な視点で考えてくれるからです。
迷っているくらいなら、すぐに辞めましょう

既に退職について相談して猛反対されていて、それでも悩むようであれば答えは一つです。
すぐに辞めましょう。
迷っている時間が無駄ですし、その間に体調が悪くなれば取り返しのつかない事になります。
僕も会社を辞めるべきか悩み続けた結果、心身が限界を迎えて病気になった経験があります。
当時新卒入社したシステムエンジニアの会社が、お手本のようなブラック企業でした。
繁忙期以外も毎日終電ギリギリまで働いて、それでも残業代も休みも無い。
上司に相談しても回答の先伸ばしや、単に反対されるばかり。
退職について何が正解が分からずに迷い続けた結果、突然体が動かなくなりました。
現在の状況について、自分の中で納得しているなら話は別です。
しかし迷っている状態が続くとコップの水が溢れるのと同じように、いずれ限界を迎えます。
少しでもツラいと感じるのであれば、その直感を信じて行動に移しましょう。
後悔しない退職方法
後悔しないための退職方法は、以下の手順を踏めばOKです。
- 転職先を探す
- 退職の意志を伝える
- 業務の引き継ぎを行う
順番に解説します。
①転職先を探す
まずは今の仕事を続けながら、転職先を探すところから始めましょう。
すみません、いきなり無茶苦茶な事のように聞こえるかもしれません。
しかし結果的にこれが一番の近道なのです。
もちろん退職したあとに仕事を探す、という方法もあります。
ですが僕はあまりオススメできません。
なぜならリスクが高すぎるからです。
仕事を退職してしまうと、当然収入がストップします。
貯金があるなら別ですが、しばらくは無給状態での転職活動を余儀なくされます。
さらに転職活動は、思った以上に時間がかかります。
自己分析・企業分析・応募書類の準備・面接対策など、やるべきことは盛り沢山です。
そして、すぐに転職できるとは限らない問題もあります。
実際に経験した僕が断言します。
転職先が決まらずにお金と時間だけが減っていく状態は、心身ともに滅茶苦茶ハードです。
では、働きながら転職活動をするにはどうすればよいのか。
転職エージェントを使いましょう。
これまでの経歴や現在の状況をヒアリングして、あなたの希望に沿って求人を紹介してくれます。
17時以降も受付が可能なので、仕事が早く終わる日や平日休みの日に面談を受けに行きましょう。
下記のリンクから必要事項を入力して、電話で希望面談日と時間を伝えればOKです。
オススメは下の3つです。
どれも転職自体が初めての方でも安心して利用できるので、お好みで選んでOKです。
dodaエージェントサービス:業界最大級の求人数、初めての転職エージェントならコチラ
マイナビエージェント:自分の求める条件に合った求人を見つけやすい
第二新卒エージェントneo:第二新卒の転職に特化、転職に自信が無い人にオススメ
ここでガッツリ求人を見て、転職先を探しましょう。
応募先の企業には退職までの期間を考慮して、およそ1ヶ月後に入社できると伝えることも忘れずに。
無事に次の転職先が決まったら、いよいよ退職の時です。
②退職の意志を伝える
上司に退職の意志を伝えましょう。
たとえ反対されたとしても、問答無用で退職の意志を貫きましょう。
もしも折れそうになった時は、転職先が決まっている事を伝えましょう。
先に転職先を決めておくことで、自分も後に引けない状況を作り出すことができます。
先が決まっている事を伝えれば、それ以上に引き止めたりはしないでしょう。
そこで会社が退職の意向を認めれば、退職届を提出して受理されれば完了となります。
退職届の書き方については、下記のサイトで詳しく解説しています。
テンプレートのダウンロードも出来るので、参考にしてみてください。
③業務の引き継ぎを行う
退職日までの間に、業務の引き継ぎを行いましょう。
後任の人がいれば、自分が担当していた仕事が出来るように伝えます。
「自分から退職するのに、なんで最後まで会社のために頑張らないといけないんだ」
ここまで読んだ人の中には、そう思う人もいるかと思います。
引き継ぎをする上でのポイントは、自分のために行うということです。
引き継ぎを行う為に必要なのは、的確な指示能力と明確な資料作成能力です。
この2つは、どんな仕事でも必要な力です。
つまり引き継ぎ作業をすることで、業務指示能力と資料作成能力を伸ばす練習になるのです。
引き継ぎ=指示能力と資料作成能力を磨く作業
引き継ぎについては下記記事でも解説していますので、参考まで。
胸を張って退職しよう

僕は過去に4回、会社を退職しています。
その中には1ヶ月半や、1日で辞めた会社もあります。
どれも常識とはかけ離れた、ひどい環境のブラック企業でした。
何度もブラック企業への転職を繰り返してしまった原因は、正しい転職方法を知らなかったから。
闇雲に転職活動をしても、再びブラック企業に転職してしまう可能性が高いです。
例え1年・1ヶ月・1日で辞めてしまったとしても、正しい手順を踏めば転職は充分可能です。
そのためには、退職のために行動する必要があります。
ブラック企業で消耗し続ける人生と、優良企業で伸び伸びと働く人生。
あなたはどちらを選びますか?
おしまいです。
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