
こんな悩みを解決します。
こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
ふとした時に突然やる気が出なくなってしまう、そんな状態になった事はありませんか?
無気力状態になってしまうのは、誰もが経験したことがあると思います。
僕もそんな無気力な状態が続いた経験がありました。
ですが、とある3つの方法を実践したことで、無気力状態からの脱出に成功しました。
今回は、無気力状態から抜け出す3つの方法について解説します。
自宅や職場でやる気が出なくて、無気力状態に悩んでいる方は参考にしてみてください。
- 突然なってしまう、無気力状態から脱出したい方
- やらなきゃいけない事があっても、面倒に感じてしまう方
- 何もかもが、どうでも良くなってしまう瞬間がある方
目次
無気力状態からの脱出に必要な3つの方法

無気力状態から脱出するために、必要な方法は以下の3つです。
- 無気力状態を拒絶せず、受け入れる
- 何もしない、という行動を取る
- 次に何をやるべきかについて、考える時間をつくる
順番に解説します。
①無気力状態を拒絶せず、受け入れる
1つ目の方法は、無気力状態を受け入れるということです。
無気力状態はどんな人にも起こる、ごく普通のことなのだと理解しましょう。
よく勘違いされるのが、無気力状態は悪いものだという考え方。
真面目で責任感の強い性格の人は、特にこの傾向が強くなりやすいです。
そもそも24時間365日、ずっとやる気状態が続いている人なんていません。
人はみんな、やる気状態と無気力状態、この2つを切り替えながら生きているのです。
急に無気力になったり、その状態が続いてしまう原因。
それはやる気状態と無気力状態、この2つのスイッチの切り替えがズレてしまっているから。
ミスや失敗などのストレスから、切り替えが上手く出来なくなってしまいます。
逆に無気力状態をどうにかしようと焦った状態で行動しようとすると、逆に痛い目をみます。
自分を見失っている状態では、冷静な判断や行動が出来ないからです。
まずは平常心を取り戻すためにも、無気力状態を受け入れることから始めましょう。
②何もしない、という行動を取る
2つ目の方法は、「何もしない」という行動を取ることです。
①でも言いましたが、無気力状態なのに無理に行動しようとしても逆効果です。
ちょっと矛盾した言い回しですが、あえて何もしないという行動を取ってみましょう。
1日中ずっと寝る、何も考えず頭を空っぽにするなど、無気力のリミッターを外しましょう。
僕も一時期ニート生活を送っていましたが、その時は何もしない事に全力を注いでいました。
すると不思議なことに、ある日突然やる気が湧いてくるようになったのです。
ここでちょっとした、心理学の話をします。
人間には快楽原則という性質があります。
快楽原則とは、人間は苦痛を避けて快楽を求めるという心理が備わっていることです。
快楽原則(かいらくげんそく)とは、グスタフ・フェヒナーが作り上げジークムント・フロイトが取り入れた精神分析学の概念である。快楽原則は人間が快楽を求め苦痛を避けること、すなわち生理学的・心理学的な必要を満そうとすることを表す。
参考文献:快楽原則 – Wikipedia
通常の場合、何もしないという状況が続くと、逆にそれが苦痛へと変化するようになります。
ようするに、退屈で飽きてしまう状態になるのです。
そんな状態になった時が、絶好のチャンスです。
湧き上がったやる気を起爆剤として、そこから行動へと移す。
これで無気力状態から脱出できます。
ここで一つ注意点があります。
無気力状態で、何もしない・やりたくない状態が1ヶ月以上も続いている場合。
これはうつ病となっている可能性が高いので、すぐに病院に行きましょう。
③次に何をやるべきかについて、考える時間をつくる
3つ目の方法は、次にやるべきことについて考える時間を設けることです。
せっかく無気力状態から脱出できたとしても、次の行動に繋がらなければ意味がありません。
次の行動に繋げるには、何をやるべきかを明確にする必要があります。
そのために、あなたが次に何をやるべきなのか。
この部分を考える時間を作ること、ここから始めてください。
例えば翌日が仕事の日なら、業務の順序やスケジュールを考える。
逆に仕事が休みだったら、時間ごとにやるべきことを設定する。
別に次の日に限らず、この後すぐにやるべき事を5分の間だけ考える、とかでもOKです。
考えるコツは、なるべく具体的に設定することです。
この時間まではAを半分程までやる、次はこの時間までBを最後まで終わらせる。
時間と進行度、着手する順番を意識すると、次の行動に繋げやすくなります。
僕も無気力状態になったダメ人間でした
ここからは、僕の体験談を実例としてお話させてください。
僕も無気力状態に陥り、ダメ人間になった経験があります。
初めて転職したブラック企業で心身を消耗して、医者からうつ・ADHDと診断されました。
そして逃げるように、営業の仕事を1ヶ月で辞めました。
そこで僕に待っていたのは、堕落した生活でした。
退職後すぐに転職活動が出来れば良かったのですが、当時は全くやる気が出ませんでした。
ひどい時には、朝起きる→ご飯を食べる→テレビ・YouTubeの動画を見る→寝る…
この繰り返しでした。今思えば本当にお恥ずかしい限りです。
危機感を感じたのは、大学の友人と飲みに行った時です。
友人は正社員として働いており、真っ当な生活を送っていました。
活き活きとしていた友人は、堕落した生活を送っていた僕とはオーラが違いました。
このままでは、取り返しがつかなくなると危機感を覚え、自分の生活を変える決意をしました。
無気力状態から抜け出すために、僕は以下3つの行動を実行しました。
- 外出する
- 部屋を掃除する
- やることリストをつくる
順を追って詳しくお話していきます。
①外出する
最初に僕が実践した事は外に出ることです。
自分のお気に入りの場所でもいいですし、あえて目的地を決めなくてもいいです。
車や自転車で遠出するのは魅力的ですし、家の周りを散歩するだけでも新たな発見が出来るかもしれません。
僕は自転車で街の外に行き、公園の芝生で日向ぼっこをして気分転換をしました。
外の空気を吸うことで気分が晴れますし、心も体もリフレッシュ出来ます。
心がスッキリするので、次のアクションが実行しやすくなりました。
②部屋を掃除する
次に僕が実行したことは、小さな目標を立てて少しずつ部屋の掃除をすることです。
当時の僕は、部屋を全く掃除していませんでした。
- 未開封の引越しダンボールの山
- 洗濯した衣類の山
- 整理されていない書類の山
気づいた時には部屋の中には上記の3つの山が連なった「だらけ山脈」が出来ていました。
部屋が汚いと、どこから手をつけて良いか分からなくなります。
そして、掃除自体を投げ出してしまいます。
さらに部屋が汚いと、次の行動について考えようとしても、気が散ってしまい集中できません。
その対策として、自分の目がつきやすい簡単な所から少しずつ掃除を始めていきました。
例えば、僕は以下のような目標を立てながら掃除をしました。
- 今日はモノを5個片付ける
- 今日はカーペット1枚分の掃除する
- 30分間だけ書類整理をする
上記のような簡単に実行出来て、かつ具体的な目標を立てること。
こうすると、やる気を無くさずに掃除が出来るようになります。
加えて、焦らないという事も大事です。
最初は1日で終わらせようとせず、小さな目標を一つずつ達成していきます。
この流れを繰り返すことで、挫折せずに進めやすくなります。
同時に精神的にも余裕が生まれて、別の作業にも目を向けやすくなります。
僕は1週間かけて部屋を掃除しましたが、結果として自宅でやる気を奪われる事が無くなりました。
③やることリストをつくる
最後に僕は、やることリストを作成しました。
直近のことから将来的な内容まで、人生の中でやりたいことを100個まとめました。
リストの期間は1年間でも、1日単位でも問題ありません。
まとめることで優先度の整理が出来て、内容を忘れた時に見返すことも出来ます。
次の行動や予定に繋げるためにも、やることリストの作成をオススメします!
自分のペースで無気力状態から脱出しよう

今回は無気力状態から抜け出す3つの方法についてお話しました。
僕もかなり面倒くさがり屋なので、本当に少しずつ改善していきました。
いきなり環境を変化させようとすると反動でストレスが跳ね返って来ますので、無理は禁物です。
焦らず自分の出来るペースで少しずつ実践してみましょう。
以上、これにておしまいです。
仕事や勉強・家事とか、しなきゃいけない事が沢山あるのにやる気が出ない…
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ダラダラと時間だけが過ぎていって、結局何もできなかった…