
このような悩みを解決します。
こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
新人社員として入社したものの、もう仕事に行きたくないと感じてはいませんか?
怒られるのが怖かったり、やりたくないことの連続で憂鬱な気持ちになったり…
このような不安が積み重なっていくと、次第に仕事に行きたくないと考えてしまいます。
そして嫌な気持ちが積み重なると「仕事を辞めたい」「転職したい」と考えるようになります。
そんなあなたへ僕が言いたいのは、この一言だけ。
「早まるんじゃない!」
仕事に行きたくないと感じたときに、すぐに転職を考えるのはお勧めしません。
無計画な退職は、あなたの人生をズタボロにする危険性があるからです。
今回は仕事に行きたくなくて辞めたいと考える人に、ちょっと待った!と物申していきます。
- 新人社員として入社してまだ間もないけど、もう仕事に行きたくないと感じている方
- 仕事に慣れなくてミスを連発したり、人間関係が上手く行っていない方
- 自分が無力に感じてきて、会社に必要の無い存在かもと感じてきている方
目次
新人社員が仕事に行きたくないと感じた時の対処法

対処法は、以下の3つです。
- 仕事に行く自分は、めっちゃ偉いと考える
- 一度、仕事を休んでみる
- 部署異動、転職活動を検討する
順番に解説していきます。
①仕事に行く自分は、めっちゃ偉いと考える
最初に考えるべきは、心構えの問題です。
「仕事に行ってる自分って、めっちゃ偉いじゃん!」
このように考えてみましょう。
仕事とは本来、誰かがやりたくないことを自分が代わりに行う作業です。
人がやりたがらない事を代わりに行うというのは、実は結構スゴい事なのです。
ここを意外と見落としてしまっている人、意外に多いです。
確かに、対価として報酬(お給料)をもらってはいます。
生きていくためには、避けては通れない道です。
それでも面倒くさいと感じたり、嫌なものは嫌だと思うのが人間です。
そんなネガティブな感情を押し殺して、誰かのために仕事をする。
これは相当なエネルギーを使いますし、どうしても苦痛を感じてしまうことです。
なので会社に行って仕事をするのは、とても立派なことなのです。
新人のうちは、褒められることが少ないと思います。
ミスや失敗を繰り返して、怒られたり注意されることがどうしても多くなりがちです。
周囲が認めてくれないのなら、せめて自分で自分の事を褒めてみましょう。
それだけでも、心が少しずつ軽くなっていくはずです。
②一度、仕事を休んでみる
2つ目の対処法は、仕事を一度休んでみることです。
心身が本当にツラくて、どうしても仕事に行きたくないと感じている。
そんな時は、仕事を休んでもOKです。
無理して働き続けても、良いことなんてこれっぽっちもありません。
僕は無理をしたせいで、うつ病の一歩手前まで追い詰められたことがあります。
そこから社会復帰を果たすまで、多大な時間と労力を使う羽目になりました。
新人の時は、仕事に行きたくないと感じるものです。
それは別に普通のことですし、他のみんなも同じように思っていることです。
なのでどうしても辛いのであれば、気にせず休みましょう。
ただし、社会人として最低限のマナーは守らないといけません。
始業時間の直前に連絡するとか、無断欠勤はご法度です。
あなたの信用問題につながりますし、失った信頼を取り戻すのは簡単ではありません。
周囲に迷惑を掛けないように、注意していきましょう。
③部署異動、転職活動を検討する
3つ目の対処法は、部署異動や転職活動を検討することです。
どうしても今の仕事がシンドくて、辛さがどんどん悪化している状態になっている。
もしそんな状態が続いてるなら、そもそも今の仕事があなたに合っていない可能性が高いです。
仕事内容や職場環境を変えることで、仕事への辛さが改善できる場合があります。
いきなりの転職はハードルが高いので、まずは部署異動から検討してみましょう。
僕も新卒時代はあまりにも仕事がキツかったので、部署異動をしたことがあります。
人間関係や仕事内容がガラッと変わり、新たな気持ちで仕事と向き合えるようになりました。
もし部署異動が出来なかった場合は、転職活動をしてみるのも1つの手です。
ここでの注意点として、必ず転職しろと言っている訳ではありません。
あくまで行うのは転職活動です。
転職活動を行うことで、現在公開されている求人や自分の市場価値を把握することが出来ます。
自己分析はハローワークや転職サイト、転職エージェントの面談でしてもらえます。
そこで自分の適性を理解すれば、より自分に合った仕事が見つけやすくなります。
いきなりの転職はリスクが高いので、まずは低リスクな所から行動してみましょう。
転職は最後の切り札として取っておく

ここまでで、新人社員が仕事に行きたくないと感じた時の対処法について解説しました。
「でも今の仕事が嫌なら、いきなり転職したほうが早いんじゃないの?」
このように考える人もいるかと思います。
しかし僕は特に1年目の時期で、安易に転職することをオススメはしません。
転職はあくまで最終手段。
最後の切り札として、残しておきましょう。
理由は以下の3つです。
- 1年目が大変なのが当たり前
- 1年未満の退職はデメリットも多い
- 自力で転職するのはメチャクチャ大変
もちろん即刻会社を辞めるべきケースも1つだけあります。
しかし辞めるべき理由が1つに対して辞めてはいけない理由は3つもあります。
それだけ無計画な退職にはリスクがあるからです。
ではそれぞれの理由について説明します。
1年目が大変なのが当たり前
まず皆さんに覚えていてほしいのは、どんな職場でも1年目は大変だということです。
最初は学校の講義や研修で、ビジネスマナーや一般常識を身に着けていきますよね。
しかし、実際の現場で活かせる事はほんの一握りです。
ほとんどの人が知らないことや、分からないことだらけの状態からスタートをします。
だから大変なのは当たり前なのです。
最初は覚えることが多くて大変ですが、慣れれば苦では無くなります。
慣れるまでは頑張って踏みとどまらないと、その先も成長が出来なくなります。
多少のことで諦めてしまうのは、とても勿体ないことです。
1年未満の退職はデメリットも多い
次に挙げる理由として、1年未満の退職はデメリットがあるということです。
まずはあなたの職歴にキズが付きます。
1年経たずに辞めてしまっては、転職時に企業側も多少は警戒してしまいます。
転職活動を行う際には、短期退職の部分について対策を考える必要があります。
そして1年未満の退職では、失業保険がもらえません。
仮に1年以上勤めていたとしても、退職理由が自己都合だと3ヶ月間は保険がもらえません。
生活資金が無い状態で退職するのは、とても危険な事です。
自分の経済状況は、必ず把握するようにしましょう。
自力で転職するのはメチャクチャ大変
最後の理由として、自力で転職活動をするのはとても大変だということです。
僕自身も会社が嫌で1年未満で退職をして、自力で転職活動をしたことがあります。
藁にもすがる思いで転職が出来たと思っていたら、そこはブラック企業だった。
そんな散々な結果を、何度も経験しています。
自分の状況を冷静に判断出来ていない状態で、まともな転職活動は出来ないと思ってください。
厳しいことを言いましたが、これは紛れもない事実です。
これは僕も同じように失敗したからこそ、ここまで強く伝えています。
先輩や同僚、友人や家族に相談をするなどして冷静に考え直してみましょう。
仕事を辞めた方が良いケース

一方、即刻仕事を辞めた方が良いケースもあります。
それは心身的に追い詰められている場合です。
例えばパワハラを受けている、いじめに合っている、不当な条件で働いているなど。
個人の力ではどうすることも出来ない、そんな状況にいる場合は退職を勧めます。
体調に影響が出ている場合も同様です。
自分の身体や心を守ることを最優先にしましょう。
ですが自分の精神状態を自分で判断出来ない人もいるかと思います。
もし迷っていたら、心療内科や精神科などの病院に受診することをお勧めします。
自分でも気づかないうちに、障害やうつ病が進行している場合もあります。
何かしらの診断が出た場合は、結果を会社に報告して退職するかどうか相談しましょう。
職場内で、業務改善などの配慮してもらえる場合もあります。
退職となった場合でも、理由次第では失業保険を早期に受け取ることが出来る場合があります。
自分一人で考え込まずに、まずは相談をしてみましょう。
もし1年経たずに仕事を辞めても、問題ありません。

1年目は何も分からない事だらけで、抱える不安もいっぱいだと思います。
特に間違った道に進んでしまいがちなのが、1年目の時期なのです。
最初の会社がブラック企業だったりすると、とてもシンドい思いをしてしまいます。
そうなってくると、1年以内で辞めてしまうのも仕方が無いことです。
僕自身も、新卒入社した会社を9ヶ月で辞めています。
もしやむを得ない理由で退職をしたら、転職出来るのだろうかと不安に思うかと思います。
しかし心配する必要はありません。
あくまで自力での転職が難しいだけで、正しい方法で転職をすれば良いのです。
転職の方法については以下の記事で解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。
以上、これにておしまいです。
新人社員として入社したばかりだけど、辛すぎて仕事に行きたくない…
ミスしてばかりで怒られるし、人間関係も上手く行かない。
仕事が嫌に思えてくるし、これからどうすればいいんだろう。