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こんにちは、ヤマシュン(@yamashunblog)です。
ブラック企業から、ホワイト企業への転職に成功しました。
どんな感じの職場かと言うと、以下のような環境下で働いています。
- ほぼ毎日定時帰り(8:30〜17:30)
- 残業時間は月5時間以下、頻度も月に1回あるかないか
- 人間関係が良好、職場内でのイジメや悪口なども無い
- 給料は一人暮らししながら、毎月2〜3万の貯金が出来る程の金額
- ボーナスは給料2ヶ月分、年2回の支給
割とストレス少なめで働くことが出来ています。
会社で働いてる人や転職活動をしている人なら、誰もがホワイト企業で働きたいと思うはず。
しかしホワイト企業に転職をするためには、その特徴を知っておく必要があります。
特徴が分かっていないと、企業分析の時にホワイト企業かどうか判別ができないからです。
逆に特徴を理解しておけば、ホワイト企業への転職が圧倒的に有利になります。
転職活動で失敗しないためにも、特徴をしっかり押さえましょう。
ホワイト企業の特徴

以下の5つです。
- 残業が少ない
- 有給休暇の取得率が高い
- 福利厚生が整っている
- 業績が安定している
- ホワイト企業認定マークを取得している
順番に解説していきます。
残業が少ない
1つ目の特徴は、残業が少ないことです。
残業が少ない=ホワイト企業と言われるくらい、残業時間は大きなポイントとなります。
なぜこのように言われているのか。
理由として充分な人員の確保と、適切な業務量がきちんと守られている事が挙げられます。
ホワイト企業の対義語である、ブラック企業で考えてみましょう。
ブラック企業の場合、基本的に1人あたりの業務量が圧倒的に多いです。
そして社員がすぐに辞めてしまうため、現場は常に人手不足になります。
その結果、通常の勤務時間では仕事が終わらないので残業時間が増えてしまうのです。
残業時間を確認するには?
会社の残業時間の目安は、求人票か雇用契約書を見れば確認できます。
求人票もしくは雇用契約書に書かれている、1ヶ月あたりの残業時間で判断しましょう。
基準としては、こんな感じ。
- 5〜10時間 → 残業少なめ。1ヶ月のほとんどが定時で帰れる。
- 15〜20時間 → 残業少し多め。人によっては気になるかも。
- 30〜40時間以上 → 残業マシマシ。毎日1〜2時間以上の残業は確実。
人によって時間の感覚は違うので、今の残業時間と照らし合わせて判断しましょう。
もし現在の残業時間が多いと感じているのであれば、転職をすることで改善が可能です。
有給休暇の取得率が高い
2つ目は有給休暇の消化率です。
ホワイト企業は、有給休暇の使用を強く推奨しています。
有給休暇は、労働基準法によって取得が義務付けられています。
(年次有給休暇)第三十九条 使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。出典:労働基準法第39条
よって万が一有給休暇が未消化だと、企業側が指導されることになります。
現在の僕の職場では、有給休暇を1年以内に5日以上消化しないと逆に怒られてしまいます。
一方ブラック企業では、有給休暇の消化を認めない場合が多いです。
これは労働基準法違反に該当しますが、有給休暇の使用を認めていない企業は意外と多いです。
僕がブラック企業で働いていた頃は、基本的に有給休暇の使用が許されていませんでした。
そして退職時に残っていた有給休暇も、10日分のうち4日しか消化できなかった経験があります。
有給休暇の使用は、労働者が持つ正当な権利です。
もし却下されるような事があれば、すぐに辞めて転職することをオススメします。
福利厚生が整っている
3つ目は福利厚生があることです。
例えば手当の支給がある、特別休暇がある、社員の割引が適用されるなどが該当します。
上手く活用することで節約が出来たり、自分の時間を増やしたりすることが可能です。
求人を調べる時は、福利厚生も確認してみましょう。
業績が安定している
4つ目は業績が安定していることです。
売上が伸びている、経営計画が公開されている企業が当てはまります。
新型コロナによる影響も判断材料の1つです。
僕の職場では2020年6月に、職員全員に例年とほぼ同額のボーナス支給がありました。
給与や賞与が、きちんと職員に支給されている点も重要なポイントです。
業績が良い会社では、社内の人間関係が良好となる傾向が高いです。
厚生労働省が実施したアンケート調査によると、人間関係が良好な職場では会社の業績が増加している傾向にあることが分かっています。
イ 職場の人間関係と会社の業績(従業員調査)
従業員調査における「職場の人間関係」の項目のうちの、企業調査(問8⑥ ~⑨)と同様の4項目(問 31①~④)と、会社の業績(売上額、経常利益額) (問 18)の関係をみてみると、「職場の人間関係」のすべての項目において、 それが「当てはまる」群の方が、「当てはまらない」群よりも、売上額・経常 利益額が「増加している」と回答した割合が多かった。 このことから、従業員調査では、「職場の人間関係」がポジティブな職場で は会社の業績が増加している傾向があるといえる。
ホワイト企業の転職を目指すなら、企業の業績分析も必ず押さえておきましょう。
ホワイト企業認定マークを取得している
最後のポイントは、ホワイト企業認定マークです。
これは厚生労働省や経済産業省など、国が優良と認めた企業に与えられるものです。
例えば株式会社丸井グループや、トヨタ自動車株式会社などが代表的な企業です。
取得には国の厳しい審査の通過が必要なため、ホワイト企業としての信頼性に繋がります。
ホワイト企業認定マークは、大きく分けて以下の5種類があります。
- 安全衛生優良企業(ホワイトマーク)
- 健康経営優良法人認定
- ユースエール認定
- くるみん認定
- えるぼし認定
安全衛生優良企業(ホワイトマーク)
安全衛生優良企業(ホワイトマーク)は、社員が安全で健康的に働いていることが証明されたマークです。
審査通過には、以下のような厳しい基準をクリアする必要があります。
- 過去3年間で労働者の安全や健康を脅かす重大な違反が無い
- 健康保持増進や過重労働防止対策を導入している
このマークが付いているということは、国がホワイト企業であると認めたことになります。
安全衛生優良企業とは、労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善しているとして、厚生労働省から認定を受けた企業のことです。
この認定を受けるためには、過去3年間労働安全衛生関連の重大な法違反がないなどの基本事項に加え、労働者の健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働防止対策、安全管理など、幅広い分野で積極的な取組を行っていることが求められます。
健康経営優良法人認定
健康経営優良法人認定とは、企業側が労働者の健康を増進させる取り組みの実施が認められた企業に与えられるものです。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
ユースエール認定
ユースエール認定とは、若者の採用や人材育成に力を入れている企業に与えられるものです。
正社員の離職率が20%以下、有給休暇の取得率が平均70%以上など働きやすい職場環境が取得条件となっています。
若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業を厚生労働大臣が認定する制度です。これらの企業の情報発信を後押しすることなどにより、企業が求める人材の円滑な採用を支援し、若者とのマッチング向上を図ります。
くるみん認定
くるみん認定とは、仕事と子育ての両立をサポートしている企業に与えられるものです。
男性の育児休暇取得割合が7%以上、一定水準の残業時間削減や有給休暇消化などを満たすことが条件となります。
また上位認定に「プラチナくるみん」というものもあります。
「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。
次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。
えるぼし認定
えるぼし認定とは、女性の活躍推進に力を入れている企業に与えられるものです。
女性管理職の人数や、男女の採用比率が一定の水準を満たすことが条件となります。
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業を認定する制度です。
これらのマークを取得した企業は、下記のサイトから調べる事が出来ます。
ホワイトマーク企業一覧:SHEM 非営利一般社団法人 安全衛生優良企業マーク推進機構
過去に違反行為をしたブラック企業についても検索できるので、かなり便利です。
ホワイト企業に転職する方法

ホワイト企業への転職を実現させるために必要なのは、企業分析と自己分析です。
企業分析をしていく上で、ブラック企業についても知っておきましょう。
ブラック企業の特徴を理解していれば、転職で失敗するリスクを防ぐことが出来ます。
結果として、ホワイト企業への転職がしやすくなるのです。
ブラック企業の見分け方については、下の記事で解説しています。
自己分析において重要なのは、仕事における自分の興味や特性の理解です。
いくら職場がホワイト企業でも、仕事が自分に合っていなければ意味がありません。
長く働き続けるためにも、自己分析は確実に押さえましょう。
職業興味と適性の分析方法は、こちらの記事で解説しています。
そして最も重要なのが、ホワイト企業の求人を探す方法です。
膨大な求人の中から自力で探し出すのは、かなり骨が折れる作業になります。
それは、広大な砂漠に落ちた1円玉を見つけるの同じくらい困難なことです。
手っ取り早いのは、転職エージェントを活用することです。
転職エージェントは、一人ひとりに担当者がついて厳選された求人を紹介してもらえます。
ブラック企業の求人を除外してもらえるので、効率よく転職活動を行うことが出来ます。
僕も転職エージェントを利用して、ホワイト企業への転職が実現しました。
これまで僕が利用してきた中で、特にオススメなのがコチラの3つです。
- dodaエージェントサービス
:業界最大級の求人数、豊富な職種から求人を探したい方
- マイナビエージェント
:自分の希望条件に合った転職を希望する方
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利用方法は、必要事項を入力して登録するだけでOK。
担当者から電話が来るので、日程を決めて会場に行けば面談をしてもらえます。
これらは全て無料で利用できるので、とりあえず登録しておきましょう。
それでは、良い転職活動となりますように。
おしまいです。
記事で紹介した転職エージェント
dodaエージェントサービス:年収査定、キャリアタイプ診断が利用できる
マイナビエージェント:転職に役立つカラムが数多く掲載している
第二新卒エージェントneo:転職に必要なサポート一式を受けることが可能